両陛下、災害医療センター御視察


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天皇、皇后両陛下は兵庫県災害医療センターで、訓練を見学された=16日午後、神戸市中央区(代表撮影)

 阪神・淡路大震災20年追悼式典出席のため兵庫県入りされた天皇、皇后両陛下は16日午後、神戸市の県災害医療センターを視察された。

 同センターは震災の教訓を基に設立。平時には救命救急医療や災害派遣医療チーム(DMAT)の研修を担い、災害時には医療対応の司令塔として情報収集や患者の受け入れ調整を行っている。

 両陛下は、阪神大震災と同規模の地震を想定した訓練の様子を御見学。

 天皇陛下は運ばれてきた患者の診療を実演した医師に「こういうのは実際にもう何回もやられましたか」と尋ねられていた。DMATからは東日本大震災での活動の様子などを聞き、「ご苦労さまでしたね」とねぎらわれた。