海外派遣の自衛隊員も衆院選の不在者投票
南スーダンやジブチや南極に派遣中の隊員は600人
国連平和維持活動（ＰＫＯ）や南極観測などで海外に派遣されている自衛隊員が１１日までに、衆院選の不在者投票を現地で済ませた。投票用紙は日本に運ばれるなどし、開票日の１４日までに隊員の住民登録がある各地の選挙管理委員会に届けられるという。
海外で投票したのは、南スーダンやジブチ、南極に派遣中の隊員計約６００人。（写真＝９日、派遣先のジブチで不在者投票をする陸上自衛隊員＝防衛省統合幕僚監部提供）
初めての選挙という橘研人１等陸士(２０)＝福島県伊達市＝は、ジブチにある活動拠点の会議室で投票した。「アフリカで投票するとは思わなかった。これからも自分の一票を大切にしたい」とコメントした。
