ヤマハ発発動機、電動アシスト自転車を軽量化


モーターなどの駆動部品の小型・軽量化に成功

ヤマハ発発動機、電動アシスト自転車を軽量化

ヤマハ発動機が開発した電動アシスト自転車の駆動部品と柳弘之社長=東京都千代田区

 ヤマハ発動機はこのほど、電動アシスト自転車に搭載するモーターなどの駆動部品の小型・軽量化に成功したと発表した。これにより、電動自転車の弱点とされる車両の重さが改善される。近く発売する新商品から順次搭載。部品は他社にも供給する。

 開発した部品は、重さ3・4キロと現行製品に比べ約20%軽い。容積も約16%小さくし、レアアース(希土類)の使用も減らした。同社はスポーツタイプの電動自転車で来年、車両重量を現行の最も軽い商品より約3割軽くした新モデルを投入する計画だ。