「ボージョレ・ヌーボー」初荷羽田空港に到着
「エレガントで味わい深い」、今年は20日に解禁
フランス東部ブルゴーニュ地方で造られたワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の初荷が4日朝、全日空機で羽田空港に到着した。今年の解禁日の20日に向け、小売店や飲食店に出荷される。
2014年のボージョレ・ヌーボーの出来について、仏産地団体のボージョレワイン委員会は「エレガントで味わい深く、とてもバランスが良い」とアピールする。「天候に恵まれ、熟成度の高いブドウが収穫できた」(サントリーホールディングス)からだという。
ボージョレ人気は一時に比べて落ち着いてきており、今年の業界全体の輸入量は、アサヒグループホールディングスの推計で60万ケース(540万リットル)と前年実績を約8%下回る見通しだ。