手作り甲冑で時代行列、平井知事や石田市長も


「南総里見八犬伝」ゆかりの鳥取県倉吉市で

手作り甲冑で時代行列、平井知事や石田市長も

 鳥取県倉吉市で手作りの紙製の甲冑(かっちゅう)などを着て町を歩く倉吉里見時代行列が行われた。同市は、江戸時代の長編小説「南総里見八犬伝」のモデルとされる里見忠義公が国替えで移り住んだ。今年は移住400年の節目で、多くの人が甲冑姿で練り歩いた。

 全国里見一族交流会会長の里見香華さん(81)は「今年は晴天で、記念ということで思い入れも違うし、胸がいっぱい」と感慨深い様子だった。

 平井伸治知事や石田耕太郎市長も初めて参加し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている白壁土蔵群などを勇ましく行進した。