シーフードショー、東京ビッグサイトで開幕
ワールドスシカップジャパンではシェフ競演
「おひとついかが?」―国内外の水産商材と水産関連技術を紹介する国際見本市「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が20日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。16回目の今年は、「和食」が昨年、ユネスコ無形文化遺産に登録されたのを受け、“和食といえば「お魚」”をテーマに、和食に欠かせない水産商材を多彩に展示。海外へ「SUSHI」を筆頭に日本の食文化を発信し、水産物市場の活性化を図った。
国内外から過去最大規模の732社が参加した会場では、約7300品目に及ぶ水産商材、関連技術が紹介された。会場には小売りやレストラン経営者、水産加工業者などが訪れ、海外から多数のバイヤーも。来場者は出展社の説明に熱心に耳を傾け、小間の一角に設けられたテーブルでは活発な商談も行われた。
同時開催の「ワールドスシカップジャパン2014」では、国内外でトップクラスのスシシェフ24人が得意なスシのサンプル品を見事な盛り付けで色とりどりに展示し、スシの調理技術や衛生技術を競う。主催者の大日本水産会(白須敏朗会長)は、22日まで3日間で約3万2000人の来場を見込む。