日本人女性が金賞と銀賞を獲得


米ミシシッピの「ジャクソン国際バレエコンクール」で

日本人女性が金賞と銀賞を獲得

ジャクソン国際バレエコンクールで演技する銀賞獲得の宮崎たま子さん=米ミシシッピ州ジャクソン(リチャード・フィンケルシュタイン氏撮影)(時事)

日本人女性が金賞と銀賞を獲得

バレエダンサーの加瀬栞さん(AFP=時事)

 米ミシシッピ州ジャクソンで開かれていた若手バレエダンサーの登竜門「ジャクソン国際バレエコンクール」で27日、最終審査結果が発表され、19~26歳のシニア女性部門で日本の加瀬栞さん(22)と宮崎たま子さん(25)=いずれも東京都出身=がそれぞれ金賞と銀賞を獲得した。

 加瀬さんと宮崎さんは2006年にニューヨークで開かれた国際コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」でそれぞれジュニア女性部門3位とシニア女性部門2位に入った。ジャクソンのコンクールで日本人が金賞を受賞したのは前々回の06年以来。

 同コンクールはブルガリアのバルナやモスクワなどと並ぶ主要な国際バレエコンクールで、4年に一度の開催。今年は20カ国のダンサー約100人が招待され14日に開幕。3回にわたって審査が行われた。(ニューヨーク時事)