格安バニラ、成田-奄美線の運賃を8000円から
石井社長「奄美は全てがビューポイント」、7月1日から就航
ANAホールディングス子会社の格安航空会社(LCC)、バニラ・エア(千葉県成田市)は23日、7月1日から運航を始める成田-奄美大島線の運賃を片道8000~2万9500円とすると発表した。運航便数は1日1往復。
政府が新設した奄美群島振興交付金を活用し、日本航空の羽田-奄美大島線の現行普通運賃(片道4万7500円)を大きく下回る水準にする。
東京都内で記者会見した石井知祥社長は「奄美大島は全てがビューポイントだ。(路線開設で)首都圏からのパイプが太くなる」と利用客獲得に自信を示した。バニラは現在、前身のエアアジア・ジャパンから引き継いだ4路線を運航。奄美線はバニラとして初の新規路線となる。