米マクドナルド、代替肉バーガー販売地域を拡大


試験販売で予想以上の人気、全米展開の可能性を探る

米マクドナルド、代替肉バーガー販売地域を拡大

植物由来の代替肉を使ったマクドナルドのハンバーガー=2019年、カナダ(AFP時事)


 
 米ファストフード大手マクドナルドは2月から、植物由来の代替肉を手掛ける米ビヨンド・ミートと共同開発したハンバーガーの試験販売地域を拡大する。これまでの販売で予想以上の人気を博したといい、需要を詳しく把握し、全米展開の可能性を探る。

 代替肉バーガーは、マクドナルドが昨年11月から西部カリフォルニア州や南部テキサス州などの8店舗で試験販売。2月14日以降、両州の計約600店舗でも取り扱うこととした。

 米メディアによると、代替肉バーガーは昨年12月に1店舗当たり1日平均約70個が販売された。当初の想定の約3倍に上る売れ行きという。

 米ファストフード大手ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)も今月、代替肉を使ったフライドチキンの限定販売を全米で開始した。(ニューヨーク時事)