アカデミー映画博物館が公開、宮崎駿監督展も
撮影機材や「スターウォーズ」のキャラクター模型も展示
米カリフォルニア州ロサンゼルスのアカデミー映画博物館が30日、一般公開を開始。撮影に使われた機材や、「スターウォーズ」のキャラクター模型などが展示されるほか、北米初となるスタジオジブリの宮崎駿監督作品を紹介する特別展も催される。
ビル・クレイマー館長は「これまで以上に物語を共有し絆を深めることが求められている。これこそが映画の役割で、開館できることに興奮している」とコメントした。
アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが主導し、設計は世界的な建築家レンゾ・ピアノ氏が手掛けた。敷地は約2万8000平方メートルで、1000席と288席の二つの映画館がある。
宮崎監督展では、キャラクターデザインや絵コンテなど約400点を展示。日本国外で初めて披露されるものもあるという。(ロサンゼルス時事)