鈴木明子選手の母「自分の娘ながら見とれた」
地元・愛知県豊橋市で両親、300人の観衆とともに見守る
ソチ五輪女子フィギュアスケートに出場した鈴木明子選手の地元、愛知県豊橋市では21日、パブリックビューイングが行われ、父和則さん(67)と母ケイ子さん(63)が約300人の観衆とともにスクリーンの中の娘を見守った。
ケイ子さんは前日のショートプログラムが始まる前、鈴木選手から「調子が悪い」と電話を受け、「大丈夫だよ」と励ましたという。力強い演技を見届け、「久々にいい表情を見た。優しい顔と気迫の顔が出ていた。自分の娘ながら見とれてしまった」と涙は見せず、笑顔で話した。
和則さんも「お疲れさまと言いたい。名前の通り、最後まで明るく滑ってくれたと思う」と感無量の表情。知り合いから花束を受け取ると、目に涙を浮かべていた。