葛西紀明選手所属会社、16年ぶりメダルに大歓声
「次の五輪で金を」、ジャンプ男子団体で銅メダル
ソチ五輪ノルディックスキーのジャンプ団体で日本が銅メダルを獲得した18日未明、葛西紀明選手が所属する札幌市の土屋ホームでは、16年ぶりの快挙に大歓声が湧き起こった。個人の銀メダルに続く「銅」に、社員らは「感動した」「次の五輪で金を」と興奮を隠せない様子だった。
応援会場には午前1時すぎから、同社社員ら100人近くが集まり、日本人選手がジャンプするたびに声援を送った。葛西選手がジャンプ台に現れると、同選手の姿が描かれた黄色の旗がはためき、ひときわ大きな歓声が起きた。
メダルが確定した瞬間、「ウオー」と喜びが爆発。銅メダルが決まると、「日本代表、メダル獲得おめでとう」と書かれたくす玉が割られ、クラッカーの音が響き渡った。
最前列で応援していた同社社員の中野信之さん(26)は「金メダル目指して、次の五輪でも頑張ってほしい」と興奮気味に話した。ノルディックスキー・ジャンプ女子に出場した同社の伊藤有希選手も応援会場に駆け付け、「日本の団結力の強さを感じた」と満面の笑みで語った。