関東甲信を中心に大雪、東京都心でも20年ぶり
気象庁、関東甲信や東北で警戒が必要
急速に発達する低気圧が本州南岸を北東へ進んだ影響で、8日午後は関東甲信を中心に東日本や東北で大雪となった。気象庁は関東甲信では9日明け方、東北太平洋側は同日夜遅くにかけて吹雪や雪崩、路面の凍結に警戒するよう呼び掛けた。
石川、長野両県で計3人が死亡。航空便の欠航や新幹線の遅れ、高速道路の通行止めが相次ぎ、大学が入試開始時間をずらすなどの対応に追われた。
関東平野部の8日午後8時の積雪は東京・大手町25センチ、横浜市16センチ。大半の地域で大雪警報が発令され、横浜市や川崎市など沿岸部には暴風雪警報も出た。東京23区の大雪警報は2001年1月以来。大手町の積雪は1994年2月に観測した23センチを超え、20年ぶりの大雪となった。