眼鏡型「モベリオBT-200」、大画面で動画を
セイコーエプソンが新型ディスプレーを発表
セイコーエプソンは28日、体に装着して使用する情報端末機器「ウエアラブル端末」の新商品として、眼鏡型ヘッドマウントディスプレー「モベリオBT-200」を4月24日に発売すると発表した。眼鏡のように顔に掛けると目の前に大きく画面が浮かび、動画を再生したり、インターネット上の情報を見ることができる。
2011年発売の「モベリオBT-100」の後継機で、重さを240グラムから88グラムへと大幅に軽量化した点が特長だ。予想市場価格は6万円台後半。
国内市場シェア65%を誇るプロジェクター分野で培った光学技術を用いて、臨場感のある映像を見ている感覚になれる。ディスプレーの向こう側が見えるシースルータイプ(透過型)で、周囲の状況を確認しながら利用できる。3年間で5万台の販売を目指す。