クラシックカー60台、台湾1周に出発
東日本大震災の支援に感謝を伝える
東日本大震災時の支援に感謝を伝えるため、日本の愛好家らが乗車したクラシックカー60台が28日午前、台湾1周に向けて台北市の総統府前から出発した。4日間の日程で台中、高雄、台東、花蓮などを巡り台北に戻る。
一般財団法人「ラリー・ニッポン」(東京都港区)が企画。60台のうち、58台を日本から持ち込んだ。参加車両は「謝謝(ありがとう)台湾」と記されたステッカーを貼り、行く先々で地元の人たちと交流する。4日間の走行距離は約1000キロ。
震災時には台湾から世界最大規模の200億円超の義援金が被災地に寄せられた。参加者の一人、雅楽師の東儀秀樹さんは出発前に「市民レベルで感謝の気持ちを伝えることが必要。台湾の人たちとの交流を楽しみにしている」と語った。(台北時事)