博物館「明治村」の村長に阿川佐和子さん
就任日に式典・パレードと併せて開村50周年記念式典
名古屋鉄道は20日、3月18日に開村50周年を迎える博物館明治村(愛知県犬山市)の新村長に、エッセイストでタレントの阿川佐和子氏(61)が同15日付で就任すると発表した。村長は故小沢昭一氏が2012年に亡くなって以来、空席となっていた。
明治村には森鴎外と夏目漱石が前後して住んで名作を執筆した家や、重要文化財の建築が多く移築されている。故小沢氏の前の村長は、故徳川夢声、故森繁久弥氏が務めた。阿川さんの就任日には式典・パレードと併せて開村50周年記念式典なども行う。
4代目となる村長に阿川さんを起用する理由について、名鉄の山本亜土社長は「国民的な人気があり好かれる人。近代建築物にも高い関心をもっておられる」とし、明治村の顔として幅広くPR、運営のアドバイスもしてもらう。