米首都ワシントンでオキナワ・ウイーク始まる
開幕式典で琉球舞踊が披露、文化や歴史をアピール
沖縄の文化や歴史を米国民にアピールするイベント「オキナワ・ウイーク」が米首都ワシントンで始まり、駐米日本大使公邸で4日、沖縄県の高良倉吉副知事が出席して開幕式典が催された。
高良副知事はあいさつで、太平洋戦争末期の沖縄戦や米軍基地の問題に触れ「沖縄は日本で最も米国と深い関係を持つ地域だ」と強調。その上で「沖縄の人々は米国民に沖縄をよく理解してほしいと強く願ってきた」と語り、相互理解を深めることを通じて基地問題を解決する必要性を訴えた。
イベントは沖縄県の「ソフトパワー発信事業」の一環。式典では琉球舞踊が披露され、出席者は沖縄料理や泡盛に舌鼓を打った。12日まで、沖縄映画の上映会や伝統芸能の発表会が行われる。(ワシントン時事)