館林で39・5度を観測、今夏の全国最高記録


気象庁が高温注意情報を発表、熱中症注意を呼び掛け

館林で39・5度を観測、今夏の全国最高記録

猛暑の中、噴水で水遊びをする子供たち=5日午後、東京都板橋区の赤塚公園

 関東や北陸では5日、太平洋高気圧の影響で晴れたほか、南から暖かい空気が流入して気温が大幅に上昇した。気象庁によると、群馬県館林市で39・5度を観測し、岐阜県多治見市で7月25日に観測した39・3度を上回って今夏の全国最高記録となった。同庁は6日についても関東甲信と東北に高温注意情報を発表し、水分をこまめに取り、冷房を使うなどして熱中症を防ぐよう呼び掛けている。

 5日は館林市に次いで群馬県伊勢崎市が39・0度、前橋市と埼玉県熊谷市で38・8度、栃木県佐野市で38・7度を観測した。

 北陸ではフェーン現象が起きたとみられ、富山県高岡市で37・7度を観測した。東京都心の大手町は36・1度だった。

 35度以上の猛暑日となった所は118地点、30度以上の真夏日は全国観測点の半分を超える505地点に上った。