新横綱鶴竜、野見宿禰神社の例祭で土俵入り


鶴と竜をあしらった三つぞろいの化粧まわしで

新横綱鶴竜、野見宿禰神社の例祭で土俵入り

 大相撲の新横綱鶴竜が9日、東京都墨田区の野見宿禰神社で行われた例祭で土俵入りを披露した。横綱は昇進後初の東京場所を迎える前に、相撲の始祖とされる野見宿禰を祭る同神社で土俵入りするのが恒例。

 太刀持ちに勢、露払いに豊真将を従えた鶴竜は、鶴と竜をあしらった真新しい三つぞろいの化粧まわしを初めて着けて臨んだが、最後のそんきょを失念。「(控室に)戻ってきてあっと思った。駄目ですね」と苦笑いした。

 鶴竜は11日の夏場所初日に碧山の挑戦を受ける。「力まずにいつも通りいきたい。どんな相手でも全力で自分の相撲を取れるように集中するだけ」と力を込めた。