皇居・乾通りの春の一般公開に38万人


秋にも紅葉の季節に合わせ一般公開を予定

皇居・乾通りの春の一般公開に38万人

皇居・乾通りの春の一般公開最終日、坂下門に向かう一般客=8日午前、皇居

 天皇陛下が80歳の傘寿を迎えられたことを記念して4日から始まった皇居・乾通りの一般公開が8日午後、終了した。宮内庁によると、5日間で計38万5060人が訪れた 。

 桜の季節に合わせた公開で、初日の4日に5万4140人が入場。予想を上回る人出に、同庁は翌5日以降の開門時間を早めるなどの措置を取った。5日は期間中最多の9万990人が訪れた。この日は天皇、皇后両陛下も宮内庁庁舎3階の窓から乾通りの様子を眺め、喜ばれた様子だったという 。

 6日は8万1820人、7日は8万9280人、8日は6万8830人が訪れた 。

 秋にも紅葉の季節に合わせ、11月下旬~12月上旬に5日間の一般公開が予定されている。具体的な日程は11月上旬に決定する。