アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」がノミネート


アニー賞長編インディペンデント作品に、発表は2月26日

アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」がノミネート

映画『漁港の肉子ちゃん』の一場面 ©西加奈子/幻冬舎 ©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

 タレントの明石家さんまが直木賞作家・西加奈子の小説に惚(ほ)れ込み、映画の企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が2021年度の第49回アニー賞の長編インディペンデント作品にノミネートされた。

 同作品は、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコが紡ぐ感動のハートフルコメディー作品。『ドラえもんのび太の恐竜2006』(2006年公開)、『海獣の子供』(2019年公開)の渡辺歩監督が手掛け、アニメーション制作には、映像クオリティーの高さと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃が担当した。

 日本の作品では、2002年度には『千と千尋の神隠し』(2002年公開、宮崎駿監督)が長編作品賞、2018年度には『未来のミライ』(2018年公開、細田守監督)が長編インディペンデント作品賞を受賞している。

 ノミネートされたことに渡辺歩監督は「憧れのアニー賞、ノミネートの報を受けて夢のようです。夢かと思い頬をつねってみたのですが、痛くなかったので夢かもしれません。『nikuko』を取り上げてくださった事がうれしいです。ありがとうございました。宜しくお願い致します」と語った。

 肉子ちゃん役の声には、大竹しのぶ、キクコの声にはCocomi、そのほか花江夏樹らが声を当てている。同作品は、2022年の春に米国での上映が決定するなど注目を集めている。

 2021年度のアニー賞インディペンデント作品賞には細田守監督の『竜とそばかすの姫』と杉谷庄吾のコミックを原作とする『映画大好きポンポさん』がノミネートされている。

 各賞の発表は、2022年2月26日にロサンゼルスにて行われる。

 (佐野富成)