「スパイダーマン」最新作、興行収入10億ドル


公開からわずか12日後の快挙、コロナ禍初の大台突破

「スパイダーマン」最新作、興行収入10億ドル

米ハリウッドに展示された映画「スパイダーマン」のバルーン=2019年6月(AFP時事)

 米人気映画シリーズ最新作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」が、世界興行収入10億ドル(約1100億円)を超えた。公開からわずか12日後の快挙で、米メディアによると、新型コロナウイルスの感染が広がった2020年以降で初の大台突破という。

 ソニーグループ傘下の米配給会社が26日発表した。ツイッターに「サポートのおかげで、公開からわずか12日後に世界の興行収入が10億ドルを超えました」と投稿した。日本では来年1月7日に公開される。

 今年に入りこれまで最も稼いだのは、朝鮮戦争に参戦した中国人民志願軍と国連軍による「長津湖の戦い」を描いた中国の愛国映画「長津湖」で、興行収入は約9億ドル。ハリウッド映画では、コロナ禍で公開が3回にわたり延期された「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(10月公開)が7億7400万ドルでトップだった。(ロサンゼルス時事)