日本チームが「国際製菓大会」で2位
3連覇を逃し無念、フランスで世界の菓子職人が競う
世界各国の菓子職人が腕を競う「国際製菓大会」が8~11日、パリ郊外のビルパントで開かれ、埼玉県のホテルのパティシエ、山下貴弘さん(27)と東京の製菓学校教師、佐藤祐子さん(32)が組んだ日本チームが2位となった。2人は初出場で、日本は前回まで2回連続で優勝したが、3連覇はならなかった。
米国やロシア、マレーシアなど16カ国から代表が出場し、フランスが優勝。日本は赤い鳥の形のあめ細工など3作品で挑み、味や造形が高い評価を受けたが及ばなかった。
山下さんは「1番しか考えてなかったので悔しさでいっぱい」と無念さをにじませ、佐藤さんは「周りに経験者がいなくて(相談できず)苦しかった」と振り返った。(パリ時事)