宇宙で初の映画撮影、ロシアの女優と監督が帰還
ISSに12日間滞在、映画「挑戦」を撮影するため
宇宙での史上初の映画撮影に臨んだロシアの女優と映画監督が17日、国際宇宙ステーション(ISS)での12日間の滞在を終え、地球に帰還した。国営宇宙企業ロスコスモスはツイッターで「クルーの気分は良好だ」と二人の様子を伝えた。
同社が配信した映像によると、女優のユリア・ペレシルドさんと監督のクリム・シペンコさんは、宇宙飛行士と共に日本時間午後1時40分ごろ、カザフスタンの平原に着陸した。二人は、宇宙飛行士を救助するためISSに派遣された外科医を描いた映画「挑戦」のシーンを撮影するため、実際にISSに滞在。映画にはISSの宇宙飛行士も出演し、着陸の場面も盛り込まれるという。(モスクワAFP時事)