ワクチン接種証明アプリ、民営では国内初
「ワクパス」提供へ、飲食店などで提示することを想定
一般社団法人メディカルチェック推進機構(東京)と検査キット販売などを手掛けるICheck(同)は6日、新型コロナウイルスワクチンの接種証明として利用できるスマートフォンアプリ「ワクパス」の提供を近く始めると発表した。民間運営の接種済み証明アプリは国内初という。飲食店などで提示することを想定し、海外渡航など公的証明としては使用できない。
利用料は無料。アプリストアからダウンロードした後、運転免許証などの本人確認書類と接種済みを証明する書類を撮影しアップロードして利用する。賛同企業の店舗などで提示すると優待サービスを受けられる特典もある。
推進機構会長で元日本医師会長の横倉義武氏は同日、東京都内での発表会で「(アプリへの賛同企業が増え)社会活動が回復していくことを祈っている」と語った。