小池都知事、パラ観客の扱いは「感染状況次第」


特別支援学校を視察、「障害者支援に」開催の意義を強調

小池都知事、パラ観客の扱いは「感染状況次第」

東京五輪関連行事を視察する小池百合子都知事(左から2人目)と自民党の野田聖子幹事長代行(同3人目)=31日午後、東京都世田谷区

 東京都の小池百合子知事は31日、特別支援学校の都立光明学園(世田谷区)を訪れ、生徒らがVR(仮想現実)技術で東京五輪を観戦する様子を視察した。視察後、記者団に、8月24日に開幕するパラリンピックの観客の扱いについて「新型コロナウイルスの感染状況次第だ。対策をしっかり進めることとつながっている」と述べた。

 小池氏は「五輪やパラリンピックを機に障害者らを支援する技術が普及し、生活しやすくなる」と大会開催の意義を強調。視察には、障害を持つ息子がいる自民党の野田聖子幹事長代行も同行した。