村上市、銀メダルに歓喜「よくがんばった」


スノーボード男子、15歳の平野歩夢選手が銀

村上市、銀メダルに歓喜「よくがんばった」

スノーボード男子ハーフパイプ決勝、銀メダルを獲得した平野歩夢の2回目の演技=11日、ロシア・ソチ(時事)

村上市、銀メダルに歓喜「よくがんばった」

ソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプで平野歩夢選手の銀メダルが確定し、喜ぶ新潟県村上市民ら=12日未明、同市

 「歩夢、行け」「歩夢がんばれ」。ソチ五輪のスノーボード男子ハーフパイプ平野歩夢選手の地元、新潟県村上市では12日未明、市教育情報センターに約400人の市民らが詰めかけ、大型スクリーンに向かって声をからして応援した。銀メダルが確定した瞬間、15歳の快挙に、歓喜が爆発した。

 決勝1回目をトップで通過したが、2回目に平野選手を上回る得点が出ると、会場の空気は一挙に緊迫。平野選手の演技中は、無事に着地するたびに大歓声が湧き起こった。最後の一人ショーン・ホワイト選手の演技が終わって銀メダル獲得が決まると、「オー」と声が上がり、立ちあがって手をたたき、喜び合う姿が見られた。

 兄英樹君(18)、弟海祝君(11)も会場に駆けつけ、勇姿を見守った。眠気をこらえながら試合を見つめ続けた海祝君は「できる限りの力を出せてよかった」とはにかんだ笑顔を見せた。家に帰ってきたら、「お疲れさま。がんばったね」と声を掛けるつもりだ。

 伯母の橋本定美さん(46)も「地元がこんなに応援してくれたことを伝えたい。歩夢が最高のコンディションで滑れば結果は付いてくると思っていた」と涙ぐんだ。

 中学校の担任梅沢怜史さん(35)は、銀メダル獲得で涙が止まらなくなった。「日本選手団の起爆剤になった。まだまだ通過点なので、これを機に大きく成長してもらいたい」と話した。