米メディアが報道、駐豪大使にケネディ氏を検討
2013~17年に駐日大使、大統領選でバイデン氏を支持
米ネットメディア「アクシオス」は5月30日、バイデン米大統領が故ケネディ元大統領の長女キャロライン・ケネディ元駐日大使の駐オーストラリア大使起用を検討していると報じた。また、元大統領の弟の故エドワード・ケネディ元上院議員の妻ビクトリア・ケネディ氏が、欧州の大使候補に浮上しているという。
キャロライン氏はオバマ政権時代の2013~17年に駐日大使を務め、20年大統領選ではバイデン氏を支持した。バイデン氏は上院議員時代、エドワード氏と親交があり、アクシオスは大使起用によって「米国で最も著名な政治家一族に再びスポットライトが当たる」と伝えた。
バイデン政権の閣僚など高官人事は早い段階で固まったが、日本を含む主要国駐在大使は決まっていない。アクシオスは、バイデン氏が31日のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)までの連休中に、複数の大使候補への正式要請を計画しており、「早ければ今週中にも第1弾が発表される」と報じている。(ワシントン時事)