パラオ大統領と天皇陛下が御会見
来年の御訪問を直接招請
天皇陛下は17日、来日中のパラオのレメンゲサウ大統領と皇居・御所で会見し、引き続き皇后陛下も交えて昼食を共にされた。
天皇、皇后両陛下は戦後70年の来年4月にも、戦没者慰霊のためパラオを訪問する予定。宮内庁によると、会見では大統領が「来年両陛下にぜひ来ていただきたい」と改めて訪問を直接招請し、陛下は「心から感謝します」と応じられた。
大統領は、かつて同国に移住した日本人によって持ち込まれた日本の文化や伝統、習慣が、同国固有のものと融合し、今も残っていると紹介。日本政府の遺骨収集に協力していると説明すると、陛下は謝意を示されたという。