両陛下、ソチ五輪入賞者とお茶会


上村さんや羽生選手ら

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天皇陛下は葛西紀明選手(中央)らと歓談された=16日午後、皇居・宮殿(代表撮影)

 天皇、皇后両陛下は16日午後、ソチ冬季五輪の入賞者や指導者ら約90人を皇居・宮殿に招き、茶会を催された。皇太子殿下や秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方も出席し、約50分間歓談された。

 天皇陛下はあいさつで「皆さんの努力とその成果は多くの人々に深い感動や励ましを与えたことと思います」と述べられた。

 フリースタイルスキー女子モーグルで5大会連続入賞し引退した上村愛子さん(34)は、天皇陛下から「これまで長い間やってお疲れさまでした」とねぎらわれたという。「自分たちもスキーにとって何かプラスになることができるような人生を歩きたいなと思いました」と語った。

 男子フィギュアスケート金メダルの羽生結弦選手(19)も「両陛下の温かいお言葉をいただき、自分自身これからまた頑張っていけるなと思いました」と気持ちを新たにしていた。