埼玉支部を設立、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会
子宮頸(けい)がんワクチンで重篤な副作用が出た被害者ら家族が中心となってつくる「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」の埼玉支部設立総会が1日、埼玉会館(さいたま市)で行われた。同支部には埼玉県在住の被害者の母親ら13人が所属。今後、これ以上の被害者を増やさないことや被害者支援を自治体、埼玉県、国に求めていく方針を示した。
被害者連絡会の支部は埼玉も含め神奈川、北海道、群馬、鹿児島、熊本の6カ所。今後、愛知、大阪にも設立予定だという。平原明美同支部代表は「被害者の救済(治療費など)、原因の究明と治療法の確立、子宮頸がんワクチン接種した子供の全数調査の実施を訴え、全国の支部と連携して活動してゆく」と語った。