安保 克也
福沢諭吉を標的にする左翼
今、恐ろしい歴史の書き換えが計画されている。明治維新以降の日本の歴史をすべて悪の歴史にしようというものだ。近隣諸国を侵略して迷惑を掛けたというだけではない、富国強兵、殖産興業そのものが悪だと主張するのだ。国を豊かにし、…
「減憲」からの改憲論 89条と9条2項の削除を
戦力・私学助成に理解 安倍総理は、昨年、「『今の憲法解釈のままで国民の命と暮らしを守り抜くことができるかどうか、という問題に向き合わないのは、内閣総理大臣として不誠実だ。』私はそう考えます」と述べた(「日本国民の皆様へ…
安保法制のPR不足 改善を要する政府・与党
反対派に押された印象 安保法制は成立したが、反対派の議論に押された感じを国民に与えた。そこで、政府・与党側の立場から、問題点を指摘する。 1 緊張感不足について 戦後、日本の安保政策は、保守派と中間派の支持で成り立…
21世紀の安保法制を 反対学者が誘う疑心暗鬼
国民安保法制懇の狙い 「安全保障関連法案」(以下、安保法制と呼ぶ)に関する議論は、いまだに国民的な合意ができず、判断が割れている。 その原因は、6月4日、衆議院の「憲法審査会」で、野党推薦の小林節名誉教授(慶大)と笹…
サイバー攻撃の脅威 集団的自衛権で有効対策
想定を超える攻撃力 安倍総理が集団的自衛権(限定)の行使を閣議決定した。集団的自衛権は、<新たな脅威>であるサイバー攻撃という視点で見ることが大切である。 我々は、電気・水道・通信(スマートフォーンなど)などの重要イ…