なでしこ優勝の記念品など1000点以上を展示
チューリヒに新博物館「FIFAミュージアム」を建設
国際サッカー連盟(FIFA)は12日、スイスのチューリヒ中心部に建設した新博物館「FIFAミュージアム」を報道陣に公開した。館内には1000点以上の展示物が置かれ、競技の歴史を紹介。1階には加盟209協会の代表ユニホームがずらりと並び、子供向けの体験コーナーやレストランも設けられている。
地下にはワールドカップ(W杯)歴代優勝チームが紹介され、女子で2011年W杯ドイツ大会優勝の日本代表(なでしこジャパン)の記念品も。佐々木則夫監督は11日に訪問し、「われわれの称号が残されている。素晴らしい」と話していた。
総工費は1億4000万スイスフラン(約165億円)で、一般公開は2月28日から。入館料は16歳以上が24スイスフラン(約2800円)。(チューリヒ〈スイス〉時事)