キャサリン妃が女児を出産、継承順位4位


第2子は3700グラム、ウィリアム王子も出産に立ち会う

キャサリン妃が女児を出産、継承順位4位

ウィリアム王子の妻、キャサリン妃=3月27日、ロンドン(AFP=時事)

キャサリン妃が女児を出産、継承順位4位

2日、ロンドンのセント・メアリー病院前で、「王女」と掲げてウィリアム英王子の第2子の女児誕生を喜ぶ人々(AFP=時事)

 ウィリアム英王子(32)の妻、キャサリン妃(33)が2日、ロンドン中心部のセント・メアリー病院で、第2子となる女児を出産した。英王室が発表した。2013年7月に生まれた長男ジョージ王子(1)の妹となる。

 英王室の発表によると、出産時刻は午前8時34分(日本時間午後4時34分)。体重は8ポンド3オンス(約3700グラム)だった。ウィリアム王子も出産に立ち会った。

 キャサリン妃は2日早朝、ロンドンの夫妻の住居であるケンジントン宮殿から車で病院に向かい、そのまま入院していた。母子共に元気という。

 ウィリアム王子はエリザベス女王(89)の孫。生まれた女児の王位継承順位は、祖父のチャールズ皇太子(66)、ウィリアム王子、ジョージ王子に次ぐ第4位となる。これまで4位だったウィリアム王子の弟ヘンリー王子(30)は5位になる。

 ジョージ王子も誕生したセント・メアリー病院では、故ダイアナ元皇太子妃がウィリアム、ヘンリー両王子も出産している。

 第2子誕生の報は、女王ら王室メンバーや、キャサリン妃の両親にまず伝えられた。出産時刻などが書かれた告知書を、女王の住居であるバッキンガム宮殿の前庭のイーゼル(画架)に英王室の伝統に従い掲示。名前は追って発表される。(ロンドン時事)