女優の黒柳徹子さん「100歳まで続けたい」
ユニセフ親善大使就任30周年の記念イベントで
国連児童基金(ユニセフ)親善大使を務める女優の黒柳徹子さんの就任30周年記念イベントが26日、都内で開かれ、政府関係者や各国大使ら約80人が集まった。黒柳さんは「100歳になるまで続けたい」とあいさつした。
黒柳さんが30年間で訪れた国は31カ国に上る。紛争地の子供がゲリラに両腕を切り落とされ、両親を殺されても笑顔で前向きに生きている姿に胸を打たれたという。今後も活動を続ける意向で、「1人でも多くの子供を助けたい。いつか全ての子が死なずに済むようになればどんなにいいだろう」と述べた。
イベント終了後、黒柳さんは記者団の取材に応じ、過激組織「イスラム国」が拠点を置くシリアなどの危険地域には「支援に行きたくても行けなくなっている」と説明。「子供たちはどうしているのかと心配」と話した。(時事)