坂本龍馬の絆で8自治体が災害時協定を締結


高知市や京都市、長崎市などは復旧支援の救援隊を派遣

坂本龍馬の絆で8自治体が災害時協定を締結

災害時協定を締結した龍馬ゆかりの高知市、京都市など8自治体の首長ら=15日、京都市東山区の京都霊山護国神社

 幕末の志士、坂本龍馬にゆかりのある高知市や京都市、長崎市など8自治体は、「龍馬の絆で結ぶ災害時相互応援に関する協定」を締結した。南海トラフ巨大地震など大規模災害時に連携し、被災地に救援隊を派遣して復旧・復興を支援する。

 協力の内容は、被災者の救出、食料や飲料水、生活必需品、医療の機材や物資の提供、職員の派遣など。防災訓練も共同で行う。

 締結式で、高知市の岡崎誠也市長は「各自治体が連携し、災害時に『龍馬救援隊』として手助けする。龍馬の愛と志を次の世代に伝えていきたい」と述べた。