錦織選手が意気揚々と帰国、ファンらが出迎え
記者会見で「残り5大会を戦い抜く」と意気込む
テニスの全米オープンで、日本選手として史上初めて四大大会シングルスの決勝進出を果たした錦織圭選手(日清食品)が13日、成田空港着の航空機で帰国し、ファンら約280人の出迎えを受けた。千葉県成田市のホテルで記者会見に臨み、「時間がたって自分のしたことの重さ、すごさを改めて感じた」と喜びを語った。
報道陣の数に驚いた様子で「自分の人生で一番、人とカメラがいた」。帰国後、まずしたいことを聞かれると「食事が楽しみ。アユが食べたいけど時期ではないので、ノドグロなどを」と話して笑みを振りまいた。
今季残り、最大の目標は成績上位8人がナンバーワンを競うプロテニス選手協会(ATP)ワールドツアー最終戦(11月、ロンドン)への参戦。全米オープン決勝で完敗した悔しさが残っており、「残り5大会を戦い抜いて近づきたい」と意気込んだ。