誰もが「性」の当事者で、人格が問われる
「LGBT」が問うものは、性をどう生きるのかという視点
自治体が同性カップルを公認する「パートナーシップ制度」導入を検討していたある自治体の首長と膝を交えて意見交換を行った時、政治家に「下半身」の話をするのは野暮かと思いながらも、次のように問い掛けたことがある。
「市長、LGBT(性的少数者)の人権問題が議論されているが、“性”に真剣に向き合っている議員はどれほどいると思うか。市長はどうか」
「答えに窮するね」と、その市長は苦笑いした。「そんなこと、俺に聞くな。世の流れだから仕方がない」と言いたかったのだろうが、LGBT支援策を打ち出そうとしている手前、本音は口に出せず逃げるしかなかったのだろう。
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