スペインのカナリア諸島、溶岩がまた海に到達


9月から噴火、有害ガス発生の恐れ、航空機の運航も停止

スペインのカナリア諸島、溶岩がまた海に到達

噴火を続けるラパルマ島のクンブレビエハ火山=17日、スペイン・カナリア諸島(EPA時事)

スペインのカナリア諸島、溶岩がまた海に到達

22日、スペイン・カナリア諸島ラパルマ島で、海に流れ込む溶岩(スペイン軍提供)(AFP時事)


 
 クンブレビエハ火山の噴火が9月から続くスペインの観光地カナリア諸島ラパルマ島で22日、火口から流出した溶岩が海に到達した。溶岩が海に流れ込むのは、噴火が始まってから3度目。有害なガス発生の恐れがあり、危機管理当局は一帯の住民約3000人に外出を禁じた。

 火山灰が航空機に危険を及ぼす恐れもあり、ラパルマ島の空港では22日、全便の運航を停止した。(ラパルマ島(スペイン)AFP時事)