チェコ代表団、チャーター機内で集団感染か
医師がワクチン未接種、バビシュ首相「選手があんまり」
東京五輪のため訪日したチェコ代表団に選手4人を含む計6人の新型コロナウイルス感染が確認された問題で、関係者が搭乗したチャーター機内で集団感染が起きた可能性があることが23日、明らかになった。米USAトゥデー紙(電子版)などが伝えた。
チャーター機には選手14人を含む計42人が搭乗。ワクチン接種を済ませていないチームドクターが感染源になったとみられており、機内でマスクを着用していなかった人もいたという。代表団トップは「問題発生以降、感染防止にベストを尽くしている。申し訳ない」と謝罪した。
チェコのバビシュ首相は「醜聞だ。われわれはワクチン接種を説得してきたのに、医師が受けていなかった」と批判。「何よりも選手があんまりだ」と述べ、代表選手らを気遣った。