昭和天皇、未公表写真も 東京で企画展
終戦4カ月後撮影
終戦の約4カ月後に皇居で撮影された昭和天皇の写真が1日から、日本カメラ財団の企画展で一般公開されている。東京都千代田区の同財団フォトサロンで24日まで展示される。
同財団によると、展示されているのは写真家の故山端祥玉氏が当時の宮内省から依頼され、1945年12月に撮影に携わった写真など約70点。遺族から寄贈を受けた。
天皇陛下がニワトリを追い掛けられる姿を昭和天皇が見守っておられる様子や、笑顔を浮かべて英字新聞を読まれる昭和天皇の姿などが写っている。一部の写真は当時雑誌などに掲載されたが、今回初めて一般公開されるものもあるという。