秋篠宮殿下御夫妻、サンパウロ州庁舎でアルキミン州知事主催の式典に


日系への高い評価に「感謝」

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秋篠宮殿下はブタンタン毒蛇研究博物館で蛇を手に笑顔を見せられた=29日、ブラジル・サンパウロ(時事)

 【サンパウロ時事】日本との外交樹立120周年に合わせブラジルを公式訪問中の秋篠宮殿下御夫妻は29日夕(日本時間30日未明)、サンパウロ州庁舎でアルキミン州知事らが主催した歓迎式典に出席された。

 秋篠宮殿下はあいさつで、1908年以降、多くの日本移民がブラジルに渡った歴史を振り返ると共に、日本人を受け入れ、日系人の活躍を高く評価するブラジル社会に「改めて感謝を申し上げます」と述べられた。

 御夫妻はこれに先立ち、サンパウロのブタンタン毒蛇研究博物館を訪れられた。秋篠宮殿下は色鮮やかな蛇を手に乗せて笑顔を見せたほか、案内をした研究員に「この蛇は毒がありますか」「攻撃的ですか」などと英語で質問し、その内容を紀子さまに説明されていた。