佳子殿下、研究船進水式に御出席
初の地方単独公務で山口県下関市を訪れている秋篠宮殿下御夫妻の次女佳子殿下は7日午前、三菱重工業下関造船所で行われた海底広域研究船の命名・進水式に出席された。
式典で、佳子さまが造船所と船をつなぐ紅白の綱を手渡されたおので切られると、シャンパンが船首にぶつかって割れ、船がゆっくりと滑り出した。佳子さまは船が進むのを拍手で見守られた。船は「かいめい」と命名された。
佳子さまは引き続きホテルで開かれた祝賀会で出席者と御歓談。船名を提案した京都市の小学3年安井槙人君(9)と視線が合うように膝を折り、「小さいときから船は好きなの?」などと尋ねられた。祝賀会後、安井君は佳子さまについて「やさしいと思いました」と話した。