両陛下、空襲犠牲者を追悼される
戦後70年で慰霊堂に-東京
天皇、皇后両陛下は26日午前、戦後70年に当たり東京大空襲の犠牲者を追悼するため、東京都墨田区の都慰霊堂を訪れ、供花された。
慰霊堂には空襲の犠牲者ら約16万3000体の遺骨が安置されている。両陛下は舛添要一都知事の先導で霊殿前まで進み、白菊の花束を供えて一礼された。
両陛下は戦後70年の「慰霊の旅」で今年4月にパラオを訪問したほか、昨年6月には学童疎開船「対馬丸」の犠牲者慰霊で沖縄を御訪問。同10月に長崎、同12月に広島を訪れてそれぞれ原爆犠牲者の慰霊碑に花を手向けられた。戦後50年の1995年7~8月にも長崎、広島、沖縄と都慰霊堂を訪れられている。