両陛下、特別支援学校を御訪問


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 第66回全国植樹祭出席のため石川県を御訪問の天皇、皇后両陛下は16日午後、野々市市の県立明和特別支援学校を訪問された。

 同校には知的障害と肢体不自由の児童・生徒約280人が在籍している。両陛下は生徒たちが手作り製品の販売・接客の練習をする様子や、和太鼓の演奏を御見学。演奏後、天皇陛下は「どんなことが一番楽しいですか」と尋ねられ、皇后陛下は車椅子に乗った聴覚障害の生徒に「素晴らしい太鼓をありがとう」と手話を交えて話し掛けられた。販売実演を見終わった両陛下が、製品のジャムや鍋敷きを実際に購入される予定外の場面もあった。