秋篠宮殿下御夫妻、爆心地で供花される


長崎の被爆者らに「お体大事に」

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秋篠宮殿下御夫妻は長崎市の平和公園を訪れ、原爆落下中心地碑に供花された=21日午後

 第69回国民体育大会総合閉会式出席などのために長崎県入りした秋篠宮殿下御夫妻は21日午後、長崎市の平和公園を訪れ、「原爆落下中心地碑」に供花された。御夫妻は出迎えた被爆者代表らに「お体を大事に頑張ってください」と声を掛けられたという。

 御夫妻は午後2時すぎに同公園に到着。中心地碑の前で花束を手向け、頭を下げて犠牲者の冥福を祈られた。

 4歳のときに被爆し、修学旅行生らに自身の体験を語っている吉田勲さん(74)は御夫妻から「これからも活動を続けてください」と声を掛けられた。「思いやりのある温かい気持ちをいただいた」と話した。