皇太子殿下、スイスの歓迎式典に御参加
国交150周年を祝福
【ヌシャテル(スイス西部)時事】スイス公式訪問中の皇太子殿下は19日昼(日本時間同日夜)、西部ヌシャテルの迎賓館で連邦政府の歓迎式典に臨まれた。ブルカルテル大統領を表敬訪問し、日本とスイスの国交150周年を祝われた。
ヌシャテルは大統領の出身地。両国が1864年に修好通商条約を締結した際に、外交官として活躍したエメ・アンベールの出身地でもあり、国交樹立のゆかりの地だ。
皇太子殿下は大統領主催の昼食会を前に英語とフランス語で御あいさつ。英オックスフォード大留学中にスイスを訪れ、美しい景色に感銘を受けた体験を紹介し、「これからも両国が、世界に開かれた国として協力していくことが重要と考えます」と述べられた。