駐日アラブ大使夫人の会、高円宮妃久子殿下が御来場


バザーで食や文化を紹介

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ジャミーラ・アルオタイビ駐日クウェート大使夫人(写真左)から説明を受け、笑顔をお見せになる高円宮妃久子殿下(同右)=18日、東京・芝公園の東京プリンスホテル

 アラブ各国の食や文化を紹介する「アラブ・チャリティー・バザー」(主催・駐日アラブ大使夫人の会)が18日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで行われた。

 16回目となる今回は、アラブの約15カ国の大使館が参加。会場のブースでは、アラブの伝統料理や手作りの雑貨、化粧品などが販売されたほか、アラビア書道で自分の名前を書いてもらえるコーナーもあり、アラブに関心がある多くの来場者でにぎわった。

 この他、ステージでは、色鮮やかな民族衣装を身にまとった女性たちによるダンスが披露された。今回の収益の一部は、東日本大震災の被災地の養護学校などに寄付される。

 開場前に行われた内覧会には、高円宮妃久子殿下が御来場。各国ブースを一つ一つご覧になり、身振りを交えながら「きれいな色ですね」などとにこやかに声をかけられていた。

 友人と来場した足立区に住む栗原まいさん(28)は「アラブの国には何度か旅行で行ったことがある。今日は、日本の料理にはないスパイスが入ったアラブ料理が食べられてよかったです」と満足げだった。