2021年12月19日(日)

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北京冬季五輪開幕まで2ヵ月 五輪開催の資格あるのか
11月21日、中国の女子プロテニス選手、彭帥さん(右)とテレビ電話で話をする国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長(IOC提供・AFP時事)

11月21日、中国の女子プロテニス選手、彭帥さん(右)とテレビ電話で話をする国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長(IOC提供・AFP時事)

 中国で来年2月に開幕する予定の北京冬季五輪。ここにきて、中国に対する不信感から、不穏な空気が流れている。

 中国政府による、深刻な「人権」抑圧だ。ウイグル人のジェノサイド(大量虐殺)や香港の民主派への弾圧、言論の自由に対する圧力、さらにチベット問題、そしてここにきて、中国の女子テニス選手、彭帥さんが、中国共産党元政治局常務委員の張高麗・前副首相との不倫や性的関係を強要されたと告発した後、一時安否不明という事態になった。こうした経緯から、米国や豪州、カナダなどの国が外交ボイコットを宣言した。

 ただ、選手団に関しては出場を認める方向性で進んでいる。開幕まであと2カ月。中国の「人権」に対する姿勢が、より一層、強く問われている。

≫声を上げた女子テニス協会
  中国に真摯な対応を求める
≫外交ボイコットは最終的国益に
 岸田首相「自ら判断」
≫切り離せない「五輪と政治」
 外交ボイコットで浮き彫り 国力誇示や内政批判も

特 報

▼露、NATO拡大に反発
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【新聞】北京冬季五輪「外交的ボイコット」「大国の争い」にすり替える朝日
▼ここが変だよ 日本共産党
 田村政策委員長のツイート
 総選挙総括の「自省」、なぜ削除? 

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