元首相の死を貶める印象操作の数々
　安倍晋三元総理銃撃事件に端を発して巻き起こったメディアによるバッシングの渦中にある世界平和統一家庭連合（旧統一教会、以下教団）が８月25日、報道機関向けに「異常な過熱報道に対する注意喚起（２）」と題するプレスリリースを出し、その中で、「当法人信徒（20代後半・女性）による自殺未遂事件」が起こったことを明らかにした。

　教団は21日にもテレビ、新聞、週刊誌などで続く教団とその友好団体に対する批判報道は、憲法で保障された「信教の自由」を無視した「魔女狩り的なバッシング行為」で名誉毀きそん損に当たるとともに、信者と関係者に対する人権侵害だとする注意喚起のプレスリリースを出していた。
　それでも収まらぬ過剰な批判報道が自殺未遂者を出すまでに至ったことを知ると、もはや単なるバッシングを超え〝報道テロ〞の次元に達したように思える。